風の森通信 第2428号

「沈丁花」

ここ三日間雨が降り続いている仙台。
南側の垣根の中に「沈丁花」の花が雨に濡れてしっとりと咲いています。
花の名前はこの花の香りが「沈香」に似ていることや、十字型の花の形が香辛料の丁子に似ていることから名付けられたようです。
顔を近づけてみると小手毬のような花の姿と甘い香りが漂ってきます。

仙台では三月下旬頃から咲き始め、毎年〝春の香り〟として楽しむことができます。
季節的に夏は梔子(クチナシ)そして秋は金木犀(キンモクセイ)と季節ごとに香りを楽しめる我が家です。