風の森通信 第2422号

万年青(おもと)の実

万年青(おもと)は古典園芸植物で、40年以上前に山形の実家から移植したものです。
名前の通り濃い緑色の葉がとても長持ちすることから不老長寿としての意味合いをもち、花の少ないお正月に好まれる伝統花材になったり、家の鬼門に植えられたりと誠にめでたい植物なのです。

今年実がなったのは3株で、赤い実の大きさは一番大きいもので直径1.5cmほど。
寂しい冬の庭の片隅に、まるでトマトがかたまって実をつけているかのように鮮やかに見えています。